リジンは脂肪燃焼にも効果絶大!!

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リジンは脂肪燃焼にも効果絶大!

体内に蓄積される脂肪の約9割は中性脂肪でできており、肥満を解消するためにはこの中性脂肪を減少させる必要があります。このことはご存知の方も多いと思いますが、中性脂肪を燃焼させ、減少させるためには、そのメカニズムをきちんと知り、正しいアプローチによって肥満を解消させることがとても重要です。
リジン

 

中性脂肪の分解メカニズムから分かるリジンの重要性

運動をすることにより体内ではブドウ糖(グルコース)を消費し血糖値が下がります。その際にグルカゴンというホルモンが分泌され中性脂肪を分解するリパーゼという酵素が活性化され、このリパーゼの働きで中性脂肪が脂肪酸とモノグリセリドへと分解されます。(注1)ここで分解された脂肪酸は細胞内のミトコンドリアに取り込まれ、酸化されることによりATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーの原料になります。
ATPは体内でリンを放出しエネルギーを発しながらAMP(アデノシン1リン酸)へと変化していきます。このAMPはエネルギーとしての役割はないのですが、AMPが増加していく(エネルギーが使われていく)ことを合図に、AMPキナーゼという酵素が活性化され、ブドウ糖(グルコース)を消費するというサイクルへ、、、つまりこの説明の冒頭へと戻るわけです。この最後の部分、AMPキナーゼを活性化する際にリジンが必要となります。このことからもリジンが脂肪の燃焼、糖の消費、エネルギー産生を行う上で非常に重要なアミノ酸であることが分かります。

 

リジンは脂肪の燃焼を促進
(注1)
昔は中性脂肪が分解されると脂肪酸とグリセリンになると言われていましたが、最新の研究でグリセリンまでは分解されないことが分かっており、平成24年度からは学校の教科書にもそのように記載されるようになりました。