過度なダイエットは絶対にダメ!

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過度なダイエットが危険な理由について

過度なダイエットの危険性

今より痩せたい、もしくは痩せた体型を維持したいと考えない女性はほとんどいないでしょう。女性がスリムな体型に対して抱く思いは強烈であり、時にそれが誤ったダイエットへのきっかけとなってしまうことがあります。しかし、ダイエットは正しい方法で取り組まなければ本当に痩せていくことはできません。ここでは、過度なダイエットの危険性を紹介していきます。

 

陥りがちな2つの誤り

女性がダイエットに取り組むとき、陥りがちな2つの誤った方法があります。

 

とにかく食べない

多くの女性が陥る誤ったダイエットの代表的な物は、とにかく食べないダイエットです。しかし、この方法には痩せられないいくつもの理由があります。
まず、あまりにも食べないことによって摂取カロリーが基礎代謝に必要なカロリーを下回ると、体は生命維持のために脂肪を蓄えるように働きます。つまり、リバウンドしやすい体質になってしまうのです。そのため、もしダイエットに成功しても、すぐに元の体型に戻ってしまう恐れが大きいといえます。
また、あまりにも食べないとタンパク質が不足することとなります。タンパク質は筋肉をはじめ、臓器・血管などの組織を作る栄養素です。タンパク質が不足すると筋肉が落ち、内臓の機能は低下し、基礎代謝は下がり、痩せにくい体質になってしまいます。
このほか、食事で摂取した脂質や糖質は脂肪酸になり、肝臓で中性脂肪へと変わります。肝臓にたまった中性脂肪はタンパク質によって血液に流れ出します。つまり、タンパク質が不足すると中性脂肪が血液に流れることが出来ず、脂肪肝になってしまいます。

 

糖質制限ダイエット

最近、糖質を制限するダイエットが一部で流行っているようです。糖質を摂らない代わりに肉などの糖質を含まない食べ物をたっぷり食べることで、空腹を覚えずにダイエットできるというものです。しかし、これもまた効果の薄いダイエットです。本来必要な量の糖質が摂取できなければ、体は危険信号を出して筋肉を糖に変えてしまいます。そのため基礎代謝が落ち、痩せにくい体質となってしまうのです。たしかに、糖質を制限するのはダイエットに効果的な方法です。しかし、糖質を一切摂らないという過度な方法で行うのではなく、最低限の糖質は摂取したほうがより効率的に痩せることが出来ます。

 

きちんと食べながらダイエットをする

上記の様に、一般的にダイエットの王道として認識されている方法には、誤った方法が多いといえます。カロリーを制限して消費カロリーより下回ったとしても、体は省エネモードに入って(基礎代謝を落として)痩せにくくなってしまいます。これは、ダイエットにおいて「停滞期」と呼ばれるものです。いくらダイエットに励んでもなかなか体重が落ちない状態です。なかなか結果が得られないことでダイエットを諦め、普通の食事を再開してしまうと、基礎代謝が落ちている分太りやすくなってしまいます。以前筋肉があった箇所にはでっぷりと脂肪がついてしまうことでしょう。
摂取カロリーを意識するのは大切なことですが、栄養バランスを考えた食事を摂りましょう。タンパク質や炭水化物も最低限は摂取するようにし、長期間をかけて緩やかにダイエットに励んでください。そうすることによって、痩せた後もリバウンドしにくい体質になっているので、体型維持が容易になります。