アミノ酸はバランスの良い摂取が重要！桶の理論！

摂取するアミノ酸バランスを考えることは、健康維持にとても重要ということは皆さんご存知だと思います。これは何故なのか？それを分かりやすく説明した内容として桶の理論というものがあります。

 

桶の理論では、桶の板をそれぞれのアミノ酸、板の高さを食品に含まれるアミノ酸量、溜まる水の量を体内で生成されるたんぱく質に見立てています。
摂取するアミノ酸のバランスがとれていれば（桶の高さが揃っていれば）、きちんとたんぱく質を合成することができますが、一つでもその量が足りなければ下図のように、その足りないアミノ酸量までしかたんぱく質を合成することが出来ずにその他のアミノ酸がきちんと働くことができません。

 

アミノ酸スコアについて知る

食品に含まれるアミノ酸の量、つまり桶の理論で言うと板の高さはそれぞれの食品によって違います。このデータはインターネット上にいろいろな値が出ています。調査した機関や年代によっても異なるため、代謝アップドクターでは現在（2015年10月時点）で最新かつ国が調査した信頼のあるデータを参考にして皆様に情報を届けたいと思います。

 

下の表をご覧ください、2007年に WHO（世界保健機関）、FAO（国際連合食料農業機関）、 UNU（国連大学）が共同で、アミノ酸の必須摂取量をアミノ酸基準値として報告しています。このデータに対し2010年に文部科学省は食品可食部に含まれる窒素１ｇあたりのアミノ酸の含有量を示したデータを公表しました。アミノ酸スコアとは、食品に含まれるアミノ酸量を必須摂取量のアミノ酸基準値で割ったものです。このアミノ酸スコアが100を超えていれば、その食品を摂取することできちんとアミノ酸が取れていることになりますが、これが100を下回ると、その他の食品で足らないアミノ酸を補わなければなりません。黄色のデータで示したとおり、日本人の主食となる精白米と小麦ではリジンのアミノ酸スコアが100を切っており、その他の食品で補う必要があるということが分かります。これが日本人にとってリジンが不足しやすいと言われる理由です。

 

アミノ酸摂取の重要ポイント

以上のことからも、アミノ酸を摂取する上で重要なのは、バランス良く多くのアミノ酸を含んだ食品を摂取することと言えます。特に、すべての代謝の基本になるアルギニン、日本人には不足しやすいリジンと代謝をサポートするメチオニンをバランス良く含んでいる食材やサプリなどを摂取することは、体を健康的に維持する上で非常に重要なポイントと言えます。

 

代謝アップドクターではこのポイントをしっかりと満たしているサプリを多く研究していますが、その中でも最も成分量、バランスがとれたサプリは【肥後すっぽんもろみサプリ】だと考えています。（アミノ酸サプリが出るたびに、成分をチェックし最新のサプリ状況を皆様にお伝えしていきますので、随時チェックをお願い致します。）