カプサイシンの効果

トップページ > カプサイシンの効果

カプサイシンの効果

カプサイシンは唐辛子を食べると、舌がひりひりするもとになる成分です。唐辛子を食べておきる、生理的現象は、カプサイシンの効果によるものです。カプサイシンが体内に取り込まれると、吸収されて、血液の中に入ります。血液は体の中を巡っているので、脳や脊髄に到達します。中枢神経が張り巡らしているので、刺激されます。副腎皮質に伝わると、そこからアドレナリンというホルモンが大量に分泌されます。次に脂肪分解酵素であるリパーゼが活性化されます。そして体内にある脂肪が脂肪酸とグリセリンに分解されてしまいます。適度の運動により、筋肉の活発な動きにより、エネルギーとして消費されて、ダイエット効果がえられます。カプサイシン自体は脂肪を燃焼させるわけではないので、運動と組み合わせることが大事です。カプサイシンには発汗する作用があるので、美肌にも効果があります。顔にはたくさんの皮脂腺があちこちにあり、皮脂をだして、水気がなくならないようにしたり、外気の温度変化から守る働きをしています。カプサイシンを食べると、顔から汗がでてきますが、同時に皮脂も分泌されています。お肌からの水分の蒸発を防いでくれます。カプサイシンには胃腸内の殺菌効果もあり、食べ過ぎない程度に摂取すると、胃の働きがよくなります。辛味成分により、料理で使用するときに利用すれば、味付け用の塩の量も抑えることができます。高血圧の要因となる塩分量を低くできるので、予防効果もあり、普段から適度に加える方がよいです。